触れる絵画

背景

障害者の方に芸術を理解してもらうために2次元の絵画を立体化する。今回の立体物のモデリングを通して作業の効率化を目指す。

具体的には、CADSolidWorks)でモデリングしたデータを使い、3Dプリンタでケミカルウッドを切削して立体物を作る。


製作手順

    写真撮影

    粘土によるモックアップ製作

    モデルの大まかな計画

    モデリング

    試作品作成

    途中評価

    最終版に向けた修正

    完成品(2個)作成


製作物の説明

製作物の大きさ:270x216x50mm

材料:ケミカルウッド(サイコウッド・RAKUTOOL・硬質ウレタン)

切削機の型番:MDX-650





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考察・感想

肌触りで何が描かれているかを知るために壁などに一定のパターンの模様を入れておきたかった。

当初の予定にあったCADソフトを使い分けてのモデルの制作という観点では目標を達成できたとは言い切れない。それぞれのソフトの長所・短所を見つけることができたとは思うが、それだけでは使い分けるために必要な情報量は不足している。比較したのが2つのソフトだけだったからである。できればAutodesk 123D Designなども比較・検討の対象にしたい。


今後の課題

建物ごとを区別しやすいようにできるだけ工夫してきたつもりではあるが、まだ分かりにくいという評価をいただくことが多い。今よりもっと分かりやすくする方法を考えなければならない。

 実際に視覚障害者に作品を触ってもらうときは、そばにいる人が何を触っているかを説明してあげる必要がある。視覚障害者が説明なしで何を触っているか理解できるようにしたい。

(現在の解決策としては点字を入れておくなどの解決策が検討されている)

備考

立体化した作品の情報

タイトル:ペリグーの街角

作者:小林麗

詳細:青森市在住の油彩画家 小林麗(こばやし れい)氏から、所有する絵画を県視覚障害者情報センターに掲示し、センター利用者の福祉向上に寄与するため、県に寄贈したいとの申し出があり、県では申し出の趣旨に沿って、受納した上で県視覚障害者情報センターに掲示することとしたものである。

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